不妊治療を始めると、通院のために仕事を休む機会が増えてきます。「上司に伝えた方がいいのかな」「でも、言いにくい…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
不妊治療はプライベートなことだからこそ、職場にどこまで伝えるかは難しい判断です。この記事では、不妊治療を上司や会社に伝えるときのタイミング・話し方・注意点について、具体的な例文も交えて解説します。

🐰 ナビ助のおすすめ!
🌸 自分の体質に合う漢方を相談したい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・通院中の方・妊娠中の方は、まず医師にご相談ください
不妊治療を上司に伝えるべき?伝えないべき?
結論から言うと、不妊治療を上司に伝えるかどうかに「正解」はありません。伝えることにはメリットもデメリットもあり、自分の職場環境や上司との関係性を考慮して判断することが大切です。
伝えるメリット
- 急な休みや遅刻の理由を説明しやすくなる
- 業務の調整や人員配置の協力を得やすくなる
- 「サボっているのでは」という誤解を防げる
- 精神的な負担が軽くなることがある
- 会社の支援制度(特別休暇など)を利用しやすくなる
伝えるデメリット
- プライバシーが守られなくなるリスクがある
- 上司や同僚に過度に気を遣われることがある
- 「仕事に集中していない」と見られる可能性がある
- 治療経過を逐一聞かれるストレスが生じることがある
伝えるメリットの方が大きいと感じたら伝える、デメリットの方が大きいと感じたら伝えない。どちらも正解です。自分の気持ちを最優先にしましょう。
伝えるタイミングはいつがいい?
伝えると決めた場合、タイミングの選び方も重要です。以下のタイミングが比較的伝えやすいとされています。
通院が増え始めたタイミング
タイミング法から人工授精や体外受精にステップアップすると、通院頻度が急に増えます。月に5回以上の通院が必要になるタイミングが、上司に伝える一つのきっかけになります。
通院日や検査の予定が重なってくると、スケジュールの把握そのものが負担になりがちです。通院の予定や記録をまとめておける手帳を使っている方もいます。
定期面談や1on1ミーティングの機会
突然切り出すよりも、定期面談やキャリア相談のタイミングで伝える方が自然です。面談であれば個室で話せることが多く、プライバシーも守りやすくなります。
業務に支障が出る前に
「休みが多い理由がわからない」と周囲に不信感を持たれる前に伝えておくと、理解を得やすくなります。問題が起きてから説明するよりも、事前に相談しておく方がスムーズです。

上司への具体的な伝え方と例文
いざ伝えようと思っても、どう切り出せばいいのか迷いますよね。ここでは、状況別の伝え方と具体的な例文をご紹介します。
基本の伝え方(シンプルに事実を伝える)
あまり詳しく話したくない場合は、治療の事実と業務への影響だけを簡潔に伝えましょう。
「お忙しいところ恐れ入ります。実は現在、不妊治療のために定期的に通院しています。今後、月に数回ほどお休みや遅刻をいただくことがあるかもしれません。業務に支障が出ないよう調整いたしますが、ご理解いただけると助かります。」
協力をお願いしたい場合
業務の調整やシフトの融通をお願いしたい場合は、具体的にどんな配慮が必要かを明確に伝えると、上司も対応しやすくなります。
「不妊治療で月に3〜5回ほど午前中に通院が必要になる見込みです。可能であれば、朝の会議を午後に調整していただけると助かります。もちろん、業務量は変わらず対応いたします。」
詳しく話したくない場合
治療の詳細を伝えたくない場合は、「婦人科系の治療」という表現にとどめることもできます。
「婦人科系の治療で定期的な通院が必要になっています。治療の詳細は個人的なことなので控えさせていただきますが、業務に支障が出ないよう努めますので、ご理解をお願いいたします。」
上司に伝えるときに気をつけたい4つのポイント
1. 業務への影響と対策をセットで伝える
「休みます」だけでなく、「休んでいる間の業務はこうカバーします」という対策まで伝えると、上司の安心感が高まります。
2. 治療の詳細を話す義務はないと知っておく
不妊治療の具体的な内容を職場に詳しく説明する義務はありません。「通院が必要」「治療中」という事実だけで十分です。根掘り葉掘り聞かれた場合は、「個人的なことなので」と断ることは正当な対応です。
3. 情報の共有範囲を指定する
上司に伝える際に、「この件は○○さんにだけ共有していただけますか」「チーム全体には伝えないでほしいです」と、情報の共有範囲を明確にしておきましょう。
4. 書面で伝える方法もある
口頭で切り出すのが難しい場合は、メールや社内チャットで先に要点を伝え、その後に面談するという方法もあります。書面にすることで、自分の伝えたいことを整理して正確に伝えられます。

🐰 ナビ助のおすすめ!
上司の反応が心配なときの対処法
「上司に理解してもらえなかったらどうしよう」という不安もあるかと思います。万が一、理解が得られなかった場合の対処法も知っておきましょう。
人事部門に相談する
直属の上司に理解が得られない場合は、人事部門に相談するのがひとつの方法です。人事担当者は就業規則や支援制度に精通しているため、適切な対応をアドバイスしてくれます。
社内の相談窓口を利用する
ハラスメント相談窓口やコンプライアンス窓口がある企業では、不当な扱いを受けた場合にこれらの窓口を利用することもできます。
外部の相談先を活用する
厚生労働省の不妊治療と仕事との両立のためにのページでは、相談先の情報が掲載されています。また、各都道府県の労働局にも相談窓口が設けられています。
相談窓口を探すのと並行して、働きながら治療を続けた人の体験記や解説書を読み、自分の状況を整理してみるという方もいます。
不妊治療を理由とした不利益な取り扱い(評価の低下・降格・解雇など)は、ハラスメントに該当する可能性があります。そのような状況に遭遇した場合は、記録を残し、社内外の相談窓口に相談しましょう。
⭐おすすめ記事
YOJOの相談の流れや料金は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

伝えないと決めた場合の工夫
治療のことを職場に伝えないと決めた場合でも、通院のための時間確保は必要です。以下のような工夫で乗り切っている方もいます。
- 「定期的な通院が必要」とだけ伝え、病名は明かさない
- 有給休暇や半日休暇をこまめに取得する
- 朝一番の診察枠を予約し、遅刻程度で済むようにする
- テレワークの日に午前中に通院する
- クリニックの夜間診療や土曜診療を活用する
通院しやすいクリニック選びも、仕事との両立においては重要な要素です。職場から近いクリニックや、夜間・土曜診療に対応しているクリニックを検討してみるのもひとつの方法です。
よくある質問(Q&A)
Q. 同僚にも伝えた方がいいですか?
A. 同僚への共有は、信頼できる方のみに限定することをおすすめします。治療のことが広まると、意図しないところで話題にされてストレスを感じるケースもあります。必要最小限の範囲で共有しましょう。
Q. 治療中であることを面接で聞かれたらどうすればいいですか?
A. 採用面接で妊娠の計画や不妊治療の有無を質問することは、厚生労働省のガイドラインで不適切とされています。聞かれた場合は答える義務はありません。
Q. 伝えたあとに「まだ?」と聞かれるのがつらいです
A. 治療経過を逐一報告する義務はありません。「温かく見守っていただけると助かります」と一度伝えておくと、以降は聞かれにくくなる場合があります。それでも聞かれる場合は、人事部門を通じて適切な対応を依頼しましょう。
Q. 男性パートナーも職場に伝えた方がいいですか?
A. 男性側の通院は検査や採精日に限られることが多いため、有給で対応できるケースもあります。ただし、パートナーの通院の付き添いや、精神的なサポートのために時間が必要な場合は、状況に応じて上司に伝えることを検討してもよいでしょう。

治療中のキャリアを守るための工夫
不妊治療中であっても、キャリアを守るための工夫は可能です。
業務の可視化を徹底する
自分の業務を可視化し、引き継ぎがスムーズにできる状態を常に保っておくことで、急な休みがあっても周囲への影響を最小限にできます。タスク管理ツールや共有フォルダの整理を習慣づけましょう。
成果で評価される環境を作る
出勤日数ではなく、成果で評価される働き方を意識しましょう。テレワークやフレックスを活用しつつ、期日までにきちんと成果物を出すことで、上司や同僚の信頼を維持できます。
スキルアップの時間を確保する
治療中はモチベーションが下がりがちですが、通勤時間やスキマ時間を使った学習でスキルを維持・向上させておくと、キャリアの不安が軽減されます。
まとめ
不妊治療を上司に伝えるかどうかは、正解のない問題です。自分の職場環境・上司との関係性・治療の段階を総合的に考えて、自分にとってベストな選択をしましょう。
伝えると決めた場合は、1on1ミーティングなど個別に話せるタイミングを選び、業務への影響と対策をセットで伝えるとスムーズです。伝えないと決めた場合も、半日有給やテレワークなどの工夫で乗り切る方法はたくさんあります。
どちらを選んでも、あなたの判断は間違いではありません。安心して治療に向き合える環境を、少しずつ整えていきましょう。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、法的・医学的なアドバイスを代替するものではありません。具体的な対応については、勤務先の人事部門やかかりつけの医師にご相談ください。
🐰 ナビ助のおすすめ!
🌸 自分の体質に合う漢方を相談したい方へ
LINEで薬剤師に相談できるオンライン漢方薬店「YOJO」

- ✅ LINEで約3分の体質チェック
- ✅ 漢方選びを薬剤師に無料で相談できる
- ✅ 相談して決めた漢方を自宅にお届け
- ✅ 取り扱いは第二類・第三類医薬品
※体質チェックと相談までは無料。持病がある方・通院中の方・妊娠中の方は、まず医師にご相談ください


